事務所紹介

ごあいさつ

写真:所長 奥富進介

経営の諤々は凡事徹底に若かず

弊事務所は「企業のフィジカルアドバイザー(以下、CPA「Corporate  physical adviser」)を志向しています。企業にとってフィジカルとはなんでしょうか、それは整理された経営情報であり、それは当たり前の事を積み上げてしか蓄積しません。

私は公認会計士/税理士として数多の企業と接してきましたが、

「ウチの会社は大きくないから、そんな資料ないよ」
「帳簿付けは税理士にまかせているから、自分の仕事ではない」
「税理士報酬?年間通して30万も払ってるよ」

との言をよく耳にします。

他方で、企業の創業、成長、成熟、出口と様々なステージで接する経験から上記コメントの顛末もよく知っています。
結論を端的に言うと「資金調達に失敗し、利害関係者全てに恨みを買う」か「経営者一人だけが消耗しきって破産する」です。

皆さん、事業に取り組む姿勢はまじめなのですが計数管理、会社状況の利害関係者への説明という、経営者としての「凡事(やるべき事)」を上記の言葉で勝手に取捨選択し、真摯に取り組まなかった結果が露呈したのです。経営者の使命は「企業価値の向上」により「利害関係者の発展に寄与する」であり、それぞれに広範で深淵で実務が存在しますが、その諤々を一番かみ砕くと以下のようになると考えます。
 ①適正な会計記録
 ②適宜な会計報告
 ③有効な会計利用
この三つが経営管理における「凡事」であり、従って徹底すべき事項です。

「後継者不足」「コロナ融資の後始末」「人手不足」、事業継続を不可能にする要因は既に十分に周知されています。当該要因は必ずしも凡事を徹底して回避できる類のもではありませんが、破滅に至るまでに必ずそれを軽んじてきた事のツケを払う時が訪れます。

それは「資金調達」や「事業譲渡」の局面です。月次決算が出来ない企業は刻一刻と変化する社会状況で自社の姿を利害関係者に説明できず、誤った帳簿をつけていた企業は事業譲渡の局面で会計記録の誤りを徹底的に糾弾され、必要以上の企業価値の毀損を強いられるでしょう。
また、成長局面においても会計情報の裏付けのない意思決定は常に不安とセットです。
新しい事業は実は損失を出し続けるブレイカーかもしれません。

凡事を徹底して強靭な足腰をつくり、リスクを見える化しましょう。
見えない不安に悩む不毛なストレスから脱し、皆さまの価値創出に邁進しましょう。
なにより、その足腰が揃ってからお手伝いできる事の方が実は我々には多いのです。

経営のどの局面において「当然に行うべきこと」を共有し、その会社用に仕立てる。そして結果として会社の成長に寄与し企業の価値を上げる。これが弊事務所の仕事です。
経験豊富な公認会計士/税理士が財務会計、管理会計、税務会計、会社法、経営実務の知識を総動員してお手伝いします。



所長 奥富進介

代表プロフィール


写真:所長 奥富進介

奥富 進介
ーおくとみ しんすけ

公認会計士/税理士

生年月日 1977.10.10 生まれ 
出身地  埼玉県川口市
現住所  埼玉県川口市

4大会計事務所の一つである監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)に入所、楽天証券、大手会計事務所を経て、奥富進介公認会計士事務所を開業。
監査法人時代は、上場会社、医療法人・社会福祉法人の会計監査を担当。
その他、株式評価、財務デューデリジェンス等のM&Aサービスや、内部統制構築支援業務等の上場支援業務に従事。​

事業会社において、買収側・売却側の双方の立場でM&Aに携わり、主に業務プロセスの統合等のPMI業務を経験した。
その後、自治体・公営企業への会計コンサルタントを経て独立。 

独立後は、「働く歓びを繋げよう!!」をモットーに是非継ぎたい、継ぎやすいと言われるような魅力ある経営管理体制構築の伴奏者として日々邁進しています!

事務所概要

事務所名奥富進介公認会計士税理士事務所
所長名
奥富 進介
所在地
〒332-0014 埼玉県 川口市金山町12-1 MIO川口236号室